よいパールを評価する要素を紹介します。
“巻き”の厚さが非常に大切な要素で、薄巻きのものには真珠本来の美しさがありません。
“巻き”とは真珠の芯となる核を取り巻く真珠層の巻きつきのことですが、あまりに巻きの薄いものは表面の真珠層を通して中の芯(核)の白さが透けて見えるほどです。
そして、これは残念なことですが、このような真珠も市場に流通しているのが現実です。
“光沢”はこれも真珠にとって重要な要素の一つです。
いくら大きな真珠でも、また巻きの厚いものでも“光沢の悪いものは評価が下がります。
光沢の良い真珠には自分の顔が映ります。
その中でもより輪郭のはっきり映るものほど光沢が良いと言われています。
“形”についてはもちろん真円に近いものほど評価が高いわけですが、それ以外のものがダメなのかと言えばそんなことはなく、でこぼこした“バロック”と呼ばれるものや楕円形のものもまた、主にカジュアルな用途に用いられ多くの人に楽しまれています。
“大きさ”に関しては先にも少し触れましたように、ただ大きければ良いというものではなく、他の要素が整った上で大きければ言うことありません。
ただ、現在日本産のあこや真珠では特別大きな物は少なく、他の全ての要素を満たした上での大きさとなると8〜10ミリあたりが現実的です。
“色”については我が国ではピンク系の色が好まれるようで、また評価も高いです。
最後に“キズ”ですが、真珠は生きている貝が生み出すものですから厳密に言えば無傷のものはめったに存在しません。
ですからキズの目立たなさで評価が変わってきます。